橋梁事業
国産第1号(1960年)のゴム支承を製造・販売して以来、ゴム支承メーカーの老舗として、高い技術力で各種ゴム支承を提供しています。橋梁は地盤の種類や形状によって構造が多様化しますが、コンクリート桁・鋼桁、単純桁から多径間、反力分散・免震橋梁等に当会社のゴム支承が採用されています。
1967年にブロフジョイントを発売して以来、一貫して「伸縮継目部にも車輪圧に対する支圧強度をもたせ、道路面の一部として機能させる」という基本理念のもと、設計・製作された伸縮装置です。積雪地を含む全国各地域の各種橋梁・長大橋、さらに高速道路橋など数多くの採用実績をもっています。
1995年1月に発生した兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)は、多くの橋梁に甚大な被害が及ぶことになり、改めて落橋防止システムの重要性が注目されました。当社は1965年よりPC鋼棒による落橋防止装置を販売し、橋梁の安全性向上の一翼を担っています。
地震によって生じる橋桁の橋軸方向、橋軸直角方向の変位を抑制する変位拘束装置を提供しています。完全防蝕構造の防蝕アンカー装置は、上揚力にも対応可能なT型ストッパーや、地震時水平力を緩和させる緩衝ゴムなどがあります。