鉄道事業
列車走行による振動を軽減する装置として、1977年に地下鉄軌道に採用されて以来、国内外の鉄道に提供しています。低ばね防振パッドを使用するため防振効果が極めて高くなるとともに、衝撃緩衝効果により道床の劣化防止に役立ちます。
レール締結装置はレールをまくらぎに固定し、軌間を保持するとともに列車からレールに伝わる荷重や振動を分散させ、衝撃を緩衝する重要な役割を持っています。当社は、ばね鋼やゴム材料を用いて弾性的に締結する方式など、軌道保守性にも優れた各種締結装置を提供しています。
当社の洗浄線・検査線用締結装置は、JR各社および私鉄、公営鉄道各社に納入し、長年の実績を有する製品です。レールおよびH形鋼に接触する部分には絶縁材を使用して電蝕を防止するとともに、製造技術を駆使したコンパクトな構造により、コストパフォーマンスに優れています。